ICP発光分析装置・ICP質量分析装置

~微量成分を調べる~誘導結合プラズマ分析装置(パーキンエルマー製Optima3000, バリアン製820-MS)

 誘導結合プラズマ(Inductively Coupled Plasma: ICP)は、高周波誘導によって励起されたアルゴンプラズマです。ICPのプラズマの温度は6000~8000Kと言われています。このプラズマ中に試料を導入すると、試料中の原子は励起されて原子スペクトル線を発光しますが、それと同時にその一部がイオン化されます。このとき、ICPによる光を分析するのがICP発光分析、イオンを計測するのがICP質量分析です。本装置の特徴としては、1)多元素の同時測定が可能であること、2)非常に高感度であること、3)定量可能領域が広いこと、4)非常に高温であるため化学干渉やイオン化干渉の影響がすくないこと、などが挙げられるでしょう。このような特徴から本装置は、鉄鋼、非鉄金属、半導体、環境試料、生体物質、食品など各方面において利用されています。

 

INDUCTIVELY COUPLED PLASMA ATOMIC EMISSION SPECTROMETER

INDUCTIVELY COUPLED PLASMA MASS SPECTROMETER

These sensitive systems give you information about material concentration in the range of ppm~ppt,and composition of your sample. 

icp         (左側:パーキンエルマー製Optima3000  右側:バリアン製820-MS)

 

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